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剝き出しの自己責任の時代へ

イチロー氏が鳴らした警鐘 イチロー氏は二〇二〇年から全国の高校野球部にて臨時コーチを行っている。 今年は北海道の旭川高校で指導を行ったが、その中で 「最近、監督やコーチが叱らなくなったって言うよね。 それはキミたちにとって、とてもかわいそうなこと、酷なことだと思う」 と高校生たちに伝えていた。 要約すると、「叱ることで教育者が批判を受けるようになったため、指導者や教育者がそうできない社会環境になってきている。そうなると、 子どもたち一人ひとりが自分を律して、自分を徹底的に自己管理していかなければいけない が、それができないから指導者がいる。しかし、優しく指導しないといけない風潮から、各地の指導者が及び腰になってきた。 結果、 才能が開花するはずだった若い芽がでなくなってきている 」ということ。 それを彼は 「酷なこと」と表現している だ。もちろん、体罰やしごきを推奨しているのではない。

中学受験の"長文化"に対応できる読解力の伸ばし方

中学入試の問題文が長文化している。子供の読解力を伸ばすにはどうすればいいのか。プロ家庭教師の西村則康さんは「最後まで丁寧に読む姿勢を身に付けることが大切だ。そのためには、大人が“3つの問い”を投げかけるといい」という――。 ■難関校の入試では1万字近い出題文が出る  近年、中学入試の問題文・出題文(国語の物語文など)の長文化が進んでいる。例えば都内の難関校といわれる麻布、駒場東邦、海城などの国語入試では、試験時間50~60分の中で8000~1万字近い出題文を出す。また、解答も選択式ではなく、「なぜそう思ったのか」「もし自分だったらどうしていたか」など物語全体を理解したうえで、そう思った根拠や自分なりの考えを書かせる記述式の問題が増えている。こうした問題を解くうえで欠かせないのが、文章をスピーディーに、かつ丁寧に正確に読む力、すなわち読解力だ。  では、読解力はどのようにして身に付くのか──。各学年の学習の留意点を挙げておきたい。  一般的に中学受験の勉強は小学3年生の2月から、4年生クラスがスタートする。近年の中学入試の中身は、親世代の中学受験と比べるとはるかに難しくなっている。昔の難関校の難問が、今は中堅校の標準問題として扱われているほどだ。しかし、4年生の時点では、まだそこまで手に負えないわけではない。そもそも中学受験に挑戦する子供たちは、小学校では“できる”部類に入る子たち。最近では低学年から塾通いをしているケースも少なくなく、問題を読んで解くことには慣れている子たちが多い。 ■文章をきちんと読まずに勘だけで答える癖がついてしまう  そんな子たちにとって、4年生で学習する内容はそれほど手強くはない。国語の出題文もさほど長くないし、物語文も同じ年頃の子供が主人公を題材にしたものが多いので、さらっと読んだだけで、「はいはい、この子の気持ちを書けばいいんだね」「こういう場面のときは、決まってこのパターンだもんな」と、これまでの学習経験からの想像範囲内で答えられてしまう。そして、たいてい正解する。すると、「国語の問題なんてこんなもんでしょ」と、文章をきちんと読まずに、勘だけで答える癖がついてしまうのだ。  中学受験の勉強が始まると、親も子も「できたか」「できなかったか」「何点取れたか」「いくつクラスが上がったか」といった結果ばかりに目が向きがちになる。すると、できたこ...

ある寿司職人が残した言葉

 「教えてもらったことは忘れる」 「 自分が苦労して盗みにいったものは忘れない」 教えられたものはダメ。 教えを自ら取りにいったものはモノになる。 教えてもらう行為がダメなのではなく 教えは 自分から取りにいくという姿勢 をもってないと活かせない、ということ。 こういう自ら取りに行くことを「自得」という。 自分のわがまま放題、好き勝手なことを やってて将来もずっと通るかといえば、 私は通らないと思います。 何事も一番底辺から覚えていかなかったら、 一人前にはなれません。 中略 でも朝が早いから嫌だとか、夜遅いから嫌だとか、 そういう人たちばっかり。 これは、人間の基礎ができてないんじゃないかと思うんです。 だから私はよく言うんです。 一つの仕事を一所懸命やって、 苦労して少しずつでも頭を持ち上げていったら、 自分が将来一番楽だろうって。 一人前になって家庭を持った時でも、 苦労が少なくて済むと思うんですよ。

メディア取材を受けました

 代表の稲永が、株式会社CyberOwlが運営する 教育メディア『テラコヤプラス』から取材を受けました。 塾の雰囲気がよくわかるかと思います。 「自立型個別学習塾 HYBRID」のアウトプット重視の取り組み内容とは?塾長インタビュー https://terakoya.ameba.jp/b00008207/a000003492/  

そこから見えてくるものとは

 10月から始めた塾内実施の実力テスト。一定期間を経て再度受験する機会(通称:リ・テスト)を設けた。一度はきちんと理解したことに対し、その内容を忘れかけた頃に復習する「振り返り」が定着率を高めることに有効だと常々考えていたからだ。 全く同じ問題で実施するとのことで「答えを覚えてたら意味がないのでは?」との声も一部あったが、「大丈夫。答えを覚えるくらいまでしっかりとテストのやり直しをしなさい」と答える。情報過多による弊害と言ってもいい、繰り返しが苦手な現代っ子にはこの作業が一番必要なことだと考えている。これはこれからも伝え続けていくつもりだ。 受験日程は希望がない限り、敢えてこちら側でかなり早い時期に決めさせてもらった。理由は以下の通りだ。塾に来た生徒たちに「試験は〇日だけどやり直しは進んでる?」と日々問いかける。それに対して「いや、まだ進んでないので〇〇日後に延期させてもらえませんか」と彼等は答える。このやり取りをすることで「テストがあるから頑張らないといけない」という意識が一段階上に上がる効果を期待して。 実際にテストをしてみると、友達同士で「〇〇点上がった!」「前と変わらない・・」「前より落ちた・・・」など様々な声があがる。前回(2か月前)に比べてどのように結果が変わったのかを帳票にして、目に見える形にもした。そしてこの結果から、次にどう繋げるのかを共有しながら、より充実した学習方法を彼らに掴んで欲しいと考えている。 期末テストが終って、なんとなくぼんやりとしがちな雰囲気を引き締める意味においても非常に意味があるものであった。もうすぐ冬期講習、各自取り組むべき指針は、これでより明確になった。

語彙は正しく身につけよう

 とある会話 男子A「あのゲーム,くそヤバかったっしょ」 男子B「ああ,エグかった」 男子C「ってか,おまえ台パン(ゲーム機の台を興奮して叩くこと)しすぎ」 男子A「あれ,まじヤバかったよね。店員ガン見だから」 男子B「くそウザ」 男子C「つーか,おまえがウザ」 男子B「は?死ねよ」 男子C「おまえが死ね」 現代語訳 男子D「あのゲーム,すごく展開が早くて,やっていてのめり込んじゃったね」 男子E「うん。僕は映像がすごくかっこいいと思った」 男子F「E君,夢中になって興奮して台を叩いていなかった?」 男子D「店員さん見てたよね」 男子E「お店の人や,周りの人に悪いことしたなぁ」 男子F「これから気をつけた方がいいよね」

魔法使いは何処に?

人間は忘れる動物である 20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。 1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。 1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。 1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。 1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていた? 実践しなければ、理屈をいくら知っていても成績には反映されない。 定着をはかる鍛錬、それを何度も繰り返すことを放棄して、 授業を聞いただけで、余程でない限り成績が上がることはない。  「習いに行っているのに成績が上がらない」 「同じ間違いを何度も繰り返す」 「うっかりミスが多い」・・・ 塾に行っているだけで成績向上に必要な鍛錬である 反復訓練が欠けていれば予想できる結果である。 よく「勉強のやり方を教えてほしい」という要望を受ける。 塾としてそれに応えるべくあの手この手を使って指導するのだが、 なかなか難しいことも中にはある。 残念ながら『これをしただけで絶対に上がる』という 魔法のようなテキストや指導法はない。 また、「塾に通ったから家では勉強しなくていい」という子の成績はまず上がらない。 逆に「塾に行ったのだから、もっと勉強しなくては」というケースでなければ。 こういった理由から、「塾に行っているのに成績が上がらない」場合、 授業を聞いているかどうかと反復訓練が十分できているかどうかの二つの点に 注目すると問題の解決策が見えてくるものである。  つまり、一般的な塾の授業を受けることは勉強ではなく、理解をするための情報を受け取り、理解への準備をしている段階なので、授業を受けた後の定着をはかる反復訓練を抜きにしては、塾に行っても成績が上がらないという結果になってしまうのである。