剝き出しの自己責任の時代へ

イチロー氏が鳴らした警鐘


イチロー氏は二〇二〇年から全国の高校野球部にて臨時コーチを行っている。
今年は北海道の旭川高校で指導を行ったが、その中で

「最近、監督やコーチが叱らなくなったって言うよね。

それはキミたちにとって、とてもかわいそうなこと、酷なことだと思う」

と高校生たちに伝えていた。

要約すると、「叱ることで教育者が批判を受けるようになったため、指導者や教育者がそうできない社会環境になってきている。そうなると、子どもたち一人ひとりが自分を律して、自分を徹底的に自己管理していかなければいけないが、それができないから指導者がいる。しかし、優しく指導しないといけない風潮から、各地の指導者が及び腰になってきた。

結果、才能が開花するはずだった若い芽がでなくなってきている」ということ。

それを彼は「酷なこと」と表現しているだ。もちろん、体罰やしごきを推奨しているのではない。

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