テストは試合

 テスト。これはスポーツでいう試合だと考える。
試合に出ることではじめて、貴重な気づきを得ることができる。

畳水練(たたみすいれん)という言葉がある。
《畳の上で行う水泳の訓練の意》理屈ばかりで実地の訓練が欠けているため、実際には役に立たないこと。畳の上の水練。畑水練。

また、最近の小・中学生の口癖として「こんなの習っていません」というものがある。ここ2~3年の間、かなり頻繁に聞くようになった。コロナ渦の影響?これがZ世代というものなのか?この短期間に何があったのか?と色々と悩んだもの。「だめだ」と脳が判断すれば、とにかくそこで思考がシャットダウンするようだ。見方を変えたり、あと一歩深く考えれば、これまでとは違った景色が見えるのに・・・。スポーツにせよ、勉強にせよ、そこを超えることで初めて面白い、楽しいといった境地に辿り着けるものだと今も信じてこの仕事をやっている。そんな彼らをなんとかして、そこまで導いていきたいのだ。

そこでふと思った。そうだ、テスト(=試合)をやろうと。地元のテスト会には思うところあってここ数年、離れていたが、今回は全国規模のテスト会に参加しようと考えている。ここまで学習してきた知識を如何に駆使して問題に取り組むか。ここに大きな意義があると考える。

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